新 寝たり起きたりすわったり

元々は『猪名川タイムズ』サイトに連載してたエッセイを『はてなダイアリー』で継ぎ、『はてなブログ』に移行させた間賀凜のエッセイ。タイトルはサトウハチロー先生のエッセイ『見たり聞いたり試したり』のパロディ。

第三回 『混沌とした世の中を生きる』(2012年11月9日 金曜日)

今の日本というか地球全体は腐っているしイライラすることばかりだ。

世間では庶民と関係のない政権争いに政治家どもが戦い、内乱は相変わらず増えたり、物価や失業率は依然として下がらないし、凶悪犯罪は一向に減らないし…。

私個人で言うと、長年、友人だと信じていた奴に裏切られたんだが、元々の生きてきたバックボーンが違うことに今更ながら気が付いた。

その一方で、様々な友人との知己を賜り、彼らが私を立ててくださる分、こちらもなにかしらのバックアップを友誼の証として進めていきたいのだと思うのだ。

さて、話を元に戻すと、落ち込むと引きこもり歴28年の私も家から出たがらなくなってしまうんだが、これでは一向に私個人の進歩がないし、いつまでも、こんな一銭にもならない駄文を書いていても埒があかない。

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最近、私が所属している猪名川タイムズ社の名義上の副社長の新田宗男から大量にペン先をもらった。

新田の発言が無駄に奮っていて

「お前、文章とか絵書くの好きやからやるわ。でもペン本体は自分で買ってくれや…」

という友情節全開だったのであるが、インクとペン本体を買うのに時間がかかり、つい先月ようやく購入したのだが、まだ、作品は書いていない。

というのも、私は相変わらず、気が多いのだが、これで漫画の新人賞に出そうと密かに構想していたのだが、ここでこうして公表している訳だから密かではなくなった。

確約は出来ない。人間とはどだいエエ加減な生き物であると私は自分の両親を見ていて思う。

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実際問題、私自身、音楽をやったり、映像やったり、記事を書いたりしていて、にわかにアルバイト程度の収入を得てしまうと仕事を辞めて専業になってみたら仕事がなくなって、結局アルバイトか正社員に戻ってしまう。

そんな事の繰り返しの26年だ。もうこんな生活は嫌なのだが、始末が悪いのは、そこそこの場所に立ってしまう運めいたものが私にはかつてあったのだろう。

だが、私よ嘆くなかれ。その時々のポジションはなんだかんだ言ってもお前自身の現在の人脈がほとんど切れていないだろうということ…。

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最近、呑み友達とか芸界の人生の先輩(パイセン)諸氏、友人知人、後輩のお歴々との会話の中心は先に書いた様に世相について話すことが多い。

もうなんだかわからなくなった、自分自身に収拾がついていない私は結論として、もう、こうした方が良いと悪い頭なりに考えて、この結論を言えば大抵が黙ります。

「もう、デスラー(『宇宙戦艦ヤマト』に出てくる地球防衛軍と敵対するガミラス星統治者の異星人)とかクリンゴン(『スター・トレック宇宙大作戦』に出てくる地球連邦と対立する異星人)に攻めて来ていただきましょう。

それで地球が平和になってくれるのならば、この微々たる命をささげますよ!!!!!!!!!」

と言えば、大抵が黙ってくれるが、超常現象を信じない方々を筆頭にガタいわされる(異論を唱える)方々は一喝して喧嘩して警察沙汰になるのも悪くないと個人的には思うのだが、一銭にもならない無駄な喧嘩は貴方の社会的な地位を脅かす危険を孕んでいるので止めといた方が良いと私は一方では思います。

まあ、そんなことばかり考えている訳ではないのだが、脳が休まる時間が減っているのは、この様に混沌とした重い空気を吸わされているからなんだろうが、人間はどうにかなるものだと私は経験上信じている。

天命を全うするその日まで懸命に生きればいいだけなのだ。

私は私のやり方でやるだけなんだろうなぁ!!!!!!!!

これでいいのだ←バカボンのパパ=赤塚不二夫

(了)